「経営フォーラム2025に参加して」中①地区会
- 開催日時:
- 2025/10/07(火)
- 会場:
- リーガロイヤルホテルほか
- 人数:
- 中①地区会から7名
- 報告者:
- 認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈氏ほか
- 文責者:
- 古川ガラス建材 古川 次一

10月7日(火)今年も、リーガロイヤルホテルで経営フォーラム2025が開催されました。基調講演は、認定NPO法人Homedoor理事長の川口加奈氏による講演でした。
19歳でHomedoorを設立し生活困窮者ら累計6000名以上の就労支援や生活支援を提供するというインパクトのあるお話でした。住所とスマートホンが無ければ今の時代、生活が出来ない。一度ホームレスで住所が無くなると生活保護も生活支援も行政の支援が全く受けられ無くなり、前に進めず人生の生きていくすべが無くなるというショッキングなお話でした。
また、人間食べられなくなると、生きていく目標が失われる事に気づかせてもらいました。大阪という街は特殊な街で、西成区にあいりん地区という場所が有り、日雇い労働者が集まっているところが有ります。
私がサラリーマン時代大阪で働いていた時、南海電鉄に新今宮駅の方では自動車のクラクションは決して鳴らさない様にと上司から言われました。歩行者が邪魔で鳴らすなら人が集まり、乗っている車がひっくり返されるそうです。40年以上前の話で、今はかなり良くなっていると聞きますが、その中に飛び込んで支援をしていくのは並大抵のことではないと思い、目からうろこがはがれる思いがしました。
分科会は、第3分科会で、「指針書が示す新時代の挑戦」の、話を聞かせて頂きました。(株)西川組の高重氏、(有)ベルエールの金口氏、お二人の話の共通点は、経営指針書を作成していく中で自分の会社の立ち位置、また社員さんとの接し方の変化だと思いました。やはり経営理念・10年ビジョン・経営方針・経営計画の4つは、経営者の三種の神器だと痛感するお話でした。
グループ討論では、経営指針書を作成されている方は半分位でしたが、やはり経営指針書を作成することにより、自社の仕事内容を明確にでき、自信が持てるようになるという意見がたくさん出ました。今回を機会に是非、経営指針書に着手しましょうということで、終了しました。