「経営フォーラム2025に参加」広島エリア女性部会
- 開催日時:
- 2025/10/07(火)
- 会場:
- リーガロイヤルホテルほか
- 人数:
- 広島エリア女性部会から31名
- 報告者:
- 記念講演:認定NPO法人Homedoor 代表理事 川口 加奈 氏、第3分科会:(有)ベルエール 取締役 金口 志織 氏、(株)西川組 代表取締役 髙重 直文 氏
- 文責者:
- 境谷工業(株) 境谷 明子
10月の女性部の活動として、広島県経営研究集会「経営フォーラム2025」への参加をしてきました。
基調講演では、認定NPO法人Homedoor 代表理事 川口加奈氏が発表されました。
川口氏は14歳から大阪のあいりん地区のホームレス問題と向き合い、問題解決に取り組んできた経緯と成果、社会を変えるための取り組みを知ることができました。19歳で法人設立、累計6000名以上のホームレスの方に就労支援や生活支援を提供されているとのこと。
私が、講演を聴講して感銘を受けたのは、14歳という若さで問題意識を持っただけでなく、それを解決するための行動にまで落とし込んだ姿です。

ご自分が問題解決に動いているからこそ出てきた言葉、「知った者の責任」という言葉が胸に残りました。「誰かがやってくれる。だから自分がわざわざやらなくても」そんな言葉は、誰しも楽に流れたい人間の性であると思います。大多数がそうである中で、人生をかけてホームレス問題に取り組み社会を変えようとする姿は、明日からの自分への喝として強く印象に残りました。

分科会では、第三分科会「指針書が示す新時代への挑戦」に参加しました。
報告者は、(有)ベルエール 取締役 金口志織氏と (株)西川組 代表取締役 髙重直文氏です。お二人とも指針塾オブザイヤーの受賞者であり、指針書の作成から成文化も実現されています。
金口氏のパートでは、指針書を作成したことでどのように自分自身と社員が変わっていったのか、リアルな実体験を。
髙重氏のパートでは、成文化した指針書を元に業務改善や売り上げの向上、社員の問題解決が目標達成の鍵となり次々と社内変革と掲げた目標を達成していく姿が印象的でした。
指針書作成の重要性と、作成する段階でいかに社員を巻き込めるか…。自社に置き換えると、課題はまだまだ山ほどあるなと感じました。
貴重な実体験であり、ただ良い話だったと終わらせるのではなく、明日からの行動に落とし込み成果に繋げていきたいと思いました。