「環境SDGsカードゲームの体験会」県理事会特別勉強会

6月に環境経営全国交流会を広島で開催、それに向けて「SDGｓ勉強会」を開催しましたが、まだまだ環境経営の視点が浸透しているとは言えない状況です。
　そこで、まずは県理事の皆様に環境経営を理解していただこうと、川端県境経営委員長の呼びかけで、あいおいニッセイ同和損保の喜多村氏を講師に、SDGsカードゲーム「Sustainable Community」の体験会を行いました。

このゲームは、参加者がそれぞれの役割を担い、協力しながら持続可能な地域社会の実現をめざすものです。ただし、通常は２時間以上が必要ですが、今回は各支部で実施していただくための紹介として、１時間の超短縮バージョンでおこないました。
ゲームスタート時は複雑なルールに苦戦する様子が見受けられましたが、ゲームを通じて参加者は、SDGsの目標達成には、経済・社会・環境のバランスが重要であることを体感しました。参加者は協力することの重要性や達成感を共有することができたと思います。他者との協力や交渉を通じて、合意形成の難しさや重要性を学ぶことができました。
今回の体験会では、SDGsに対する理解を深めるとともに、自社の環境経営について考える貴重な機会となりました。カードゲームで他業種・業者への目配りや情報交換・交渉の必要性などを感じ、SDGs達成への意欲を高める効果があったと思います。
参加者からは、「SDGsを他人事ではなく、自分事として捉えることができた」「今日学んだことを、自社の経営に活かしていきたい」などの感想が寄せられました。