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2025.12.22

「自己対話からはじまるみんなの経営指針」広島東支部南④地区会

開催日時:
2025/11/18(火)
会場:
ひと・まちプラザ
人数:
55名
報告者:
(株)アイ・エム・シー ユナイテッド 代表取締役社長 今津 正彦 氏
文責者:
(株)データコーポレーション 藤田 尚志

今津氏にご登壇いただきました。氏は創業から40年の歩みの中で経験されたM&Aによるつまずきと、そこから立ち上がる過程で行われた「自己対話」を紹介しました。自らの行動や決断を問い直し、自分自身と向き合い続けたその姿勢は、会社づくりの礎となったと語りました。
「社員とその家族に、ここで働いていてよかったと思ってもらえる会社づくり」をめざし自己開示、朝の挨拶活動、委員会活動、情報発信の強化など、ひとつひとつの地道な実践を積み重ねて、信頼関係を築いてきた経緯は、私たち自身の経営姿勢や社員との向き合い方を見つめ直す貴重な機会となりました。

グループ討論ではたくさんの質問がでました。とても時間内では回答が難しい為、後日、氏から以下、ご回答を頂いています。

質問:恐怖の要望書の話があったとき、家族の対応はどのような感じでしたか?
回答:当時の身内は父、弟、妻(経理)でしたが、父と弟は無関心でした。妻もショックを受け落ち込みましたが、どのようにしていいのか解らず静観していました。だから行動を起こしたのは私のみの判断でした。

質問:新卒採用の場合、採用基準はなにかありますか?
回答:専門学部とかの基準はございません。理念に共感してもらえることとどんなことも他責にせず、自分事として捉える可能性がありそうな人材だったら採用致します。

質問:5 年後代表を交代して、今津社長は何をされますか?
回答:完全に経営から離れることはたぶんないと思います。今のところ3~5年は会長職として支える予定です。そのあとは、体調が問題なければ中小企業の経営者に対して何か役立ちが出来る事を始めたいと思っております。

質問:なぜそんなに文字がきれいなのですか?
回答:たぶん心が綺麗だからだと思います(笑) 6年前から月一書道教室に通っております。上手に書くというよりも思いが込められた書が書きたくて始めました。外見とはギャップがありすぎでしょうか?(笑)

質問:自己開示するコツはありますか?
回答:どんなことも一旦は受け入れる覚悟をすること。そして宣言をすること。誰でも良いですから宣言をすると自分以外の誰かが聞いているので、ごまかしがききません。行動しなかったら突っ込まれる状況を創れば必ずできると思います。

質問:大変なことがあった際に何が支えになりましたか?
回答:同じ経営者の一人として妻は支えになりました。あと、同友会の先輩方からも沢山のアドバイスを頂き励みになりました。もう一つは経営理念と指針です。ぶれることが無くなり、揺るぎない核を成文化したことは大きかったです。

質問:社員さんに自分の意見を出してもらうために努力したことはどんなことですか?
回答:とにかく否定をしない事。 最後までちゃんと聞ききる事。悲壮感がある顔つきをしない事。

質問:いろんなことを決めて進むとき(大きな決断をするとき)相談は社員さんにして決めていますか?一人で決めてますか?
回答:基本的なことは大筋で私自身ですが、必ず幹部社員の意見も取り入れながら決断しております。

質問:家族と一緒に働かれていますが、家族と働くうえで気を付けていることはありますか?
回答:会社内で家族感を出さない事。組織の関係性からの言動を特別扱いなきよう気を付けています。

質問:社員さんに自分の思いを伝えるときに気を付けていること(心掛けていること)はありますか?
回答:声に出して伝えるときは、全員の目をまんべんなく見ながら大きな声でゆっくりと話します。文面の場合は、なるべく難しい言葉は使わないように語り掛け口調で伝えています。

質問:新卒採用を始めたとき、なぜ新卒を増やしたのかその狙いについて教えてほしい。
回答:新卒者の場合は、初めての会社になるわけですから当然ながら前職と比べることがありません。理念に共感してくれればこの会社で良かったと思ってもらえる可能性が高くなります。時間がかかっても共感者を増やすことが会社の発展につながると考えたからです。

質問:新卒採用を続けるメリットは?
回答:前述と基本的には同じですが、既存の社員さんの成長にも大きく関係いたしますので、どんな厳しい状況になったとしても継続して参ります。昨今は価値観の違いなどで育成の難しさも多大にありますが、社内に活気が出て何よりも大きく社風が変わっていくのは間違いないです。