「悩みながらも未来に向かって」呉支部呉中央地区会
- 開催日時:
- 2025/11/17(月)
- 会場:
- 呉森沢ホテル
- 人数:
- 39名
- 報告者:
- PIN‘S 代表 奥田 茉子 氏
- 文責者:
- ジセダイプロジェクト(株) 大上 将広
キッチンカー経営を中心に奮闘する27歳の奥田氏が、事業への思い、そして若手女性経営者が直面するライフキャリアとの葛藤を等身大の言葉で語りました。
音戸出身の氏は、東京で働いていた際、突然の病を経験。この出来事を機に、「本当にやりたいことをやろう」と決意し地元へUターンしました。

呉に戻ってアクセル全開で進んだ奥田氏ですが、その事業展開は単なる思いつきではありませんでした。なぜキッチンカーなのか、なぜカレーなのか、なぜSNSに力を入れるのか、1つ1つの選択に明確な戦略性をもって実行に移していました。
氏の報告で参加者の共感を呼んだのは、「アクセルとブレーキ」に関する葛藤です。若いからこそできること、今しかできないことがあると認識しつつも、今後の結婚や出産といったライフキャリアを考えると、「前に進みたい気持ちは強いが、常に全速力で進み続けられない」という正直な思いを吐露されました。

一方で、奥田氏は「立ち止まることで見えることもある」「やって分かったからこそ、やめたこともある」と語りました。それは、挑戦を続ける意味を改めて考える時に、どのようにアクセルを踏んでいきたいかを考えるきっかけだったと報告作りを通じて学んだと話します。
自分自身を受け入れ、アクセルとブレーキの両方を抱えて走りたい。自分らしく生きるため、悩み迷いながらも未来に向かって進み続けるという強い決意が、参加者に深く響きました。
グループ討論のテーマは、「あなたが今踏みすぎている(or踏めていない)のは挑戦(アクセル)か休息(ブレーキ)か?またなぜそう思っているのか?」。討論では次の三点があがりました。
一つ、健康が資本。
そもそも健康がなければ、アクセルを踏めない。体が何よりも大切な資本である。
二つ、出会いと学び。
アクセルを踏みたいけど踏み切れない時こそ、人との出会いや学びが踏むきっかけになる。
三つ、経営計画。
具体的な経営計画を立てることで、将来、不本意なブレーキを踏まず、踏みたいアクセルを踏みたい時に踏めるようになる。
若さゆえの挑戦と、人生設計における迷いの両方を包み隠さず報告してくださった奥田氏。彼女の体験は、参加者一人ひとりがブレーキを踏んで自身の経営と生き方を見つめ直し、未来に向けてアクセルを踏み込むための貴重な機会となりました。