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2026.02.20

「次世代の田島タクシーを担う ~福山で一番のタクシー会社に~」福山支部F地区会

開催日時:
2026/01/21(水)
会場:
市民参画センター
人数:
25名
報告者:
田島タクシー(有) 小畑 尚也 氏
文責者:
(株)杉野伸不動産事務所 杉野 伸

報告者の小畑さんは、今月1月に常務取締役に就任されたばかり。「福山で一番のタクシー会社に」というビジョンを掲げ、若き後継者としての覚悟と展望を力強く報告していただきました。
小畑さんにとって初めての体験報告となった今回、その準備は2025年11月の第1回グループミーティングから始まりました。当初の報告内容は会社説明や数値目標が中心で、まだ一従業員の視点に留まっており、同友会歴も浅いため「何を伝え、何を持ち帰りたいのか」という方向性が見出せていない状況でした。しかし、グループメンバーからの「経営者視点ではなく、小畑さん自身の本音と体験を語ってほしい」という愛のある厳しいアドバイスを受け、小畑さんは自身と徹底的に向き合いました。

時には葛藤し、自問自答を繰り返しながらも、MKタクシー時代に培った「サービスの原点」と、田島タクシーの「厳しい現実」の狭間で、自らがどう動くべきかという「在り方」を確立していきました。私たち3グループは、一人の青年が一従業員から経営者へと脱皮し、自己革新していくドキュメンタリードラマを目の当たりにしているようでした。本番の報告では、そうした苦悩のプロセスを経て掴んだ、従業員満足と顧客満足(人を生かす経営)を追求する揺るぎない決意が語られ、会場は深い感動に包まれました。

グループ討論では、小畑さん自身の「同友会をどう活用すればよいか分からない」という率直な問いから生まれたテーマ、「同友会で何が学べるか? 学びをどう自社に活かしているか?」について議論が交わされました。この根源的な問いは、ベテラン会員には「入会当時の初心」を想起させ、若手会員には「異業種交流の実践的意義」を再確認させる契機となりました。懇親会には20名が参加し、例会の熱気そのままに語り合う姿が見られました。

複雑化・混迷を極める社会情勢の中、2026年最初の例会において、小畑さんの真摯な姿勢を通じて参加者全員が「同友会精神の原点」に立ち返ることができたのは、F地区にとって、そして小畑さん自身にとって、これ以上ない大きな学びのスタートとなったのではないでしょうか。