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「地域企業が関わるコミュニティースクールが持続可能な地域をつくる」福山支部S地区会

報告者:㈱タテイシ広美社 立石克昭 氏

 S地区6月例会はZoomでの開催で、「地域企業が関わるコミュニティースクールが持続可能な地域をつくる」と題して㈱タテイシ広美社 代表取締役会長 立石克昭氏の報告を頂ました。報告者の立石氏は地元府中市の明郷学園の学校運営協議会の会長を務められ、明郷学園での取り組みを中心にお話しして頂きました。

 同校のコミュニティースクールのスローガン「地域の中に学校を 学校の中地域を」(これは立石氏が考案され、会社での経営理念)を軸に運営されており、地域を活性化するには学校子供達との地元中小企業との関わりあいが必要であると語られていました。少子化の中、地元の子供達が将来地元に帰ってくるような魅力的な地域でなければならないこと、そのために私たち中小企業が子供達にもっと知ってもらうことが重要であると言われてました。

 コミュニティースクールの必要性は、今の子供たちが働き盛りになる20年後は、あと10〜20年で今ある職業の半分は自動化され、また、子供たちの65%は今存在してない職業に就くと言われております。そのような背景中、必要とされることは、①知識を活用し何ができるか問われる社会 ②周りの人と協働し新たなものを創り出す社会 ③答えのない課題に対し、他者と協議して、最善解を導き出す力が必要とされているそうです。
 そのような中、明郷学園では、学校内で模擬会社を設立して会社運営を実践されているそうです。会社なので、社長、会社幹部も在籍し、会社名、経営理念も自分たちで考え、地元の府中市の魅力を発信すべく商品開発をして販売をしています。商品は、地域企業と協力して、府中味噌のケーキ、木工加工の黒板、イヤリング、子供に優しい積み木など、地元中小企業とコラボして商品を開発し、修学旅行で東京の府中のアンテナショップで販売して、完売したそうです。子供達の達成感で満ち溢れた嬉しそうな顔が目に浮かび、この話を聞いて私自身感動しました。会社経営で、社員と共に考え、汗をかき、そして、達成感を共有する事が本当に大切な事だと再確認いたしました。

 グループ討論では、「地域社会にどのように関わっていますか。関わろうとしていますか」のテーマで討論いたしました。地元の中小企業を子供達が知らない事が多く、大企業しか見ないのが現状です。もっと地域にどんな個性ある会社があるのか、中小企業を知ってもらう事が必要なので、職場体験など積極的にしてもらう、もっと会社をアピールし、地元行事に参加するなど多数の意見が出ました。

 全ての報告を通じて感じたことは、中小企業だからこそ、出来ることがたくさんある筈であること。そして、地域社会のことを良くすることを考え、行動することが、将来のための成長、また会社の発展に繫がることであると感じました。

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