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2023.03.01

会員紹介 中③④ (有)昌和工業 専務取締役 桝本 隆智 氏

(有)昌和工業は、塗装の中でも特に難しい「食品加工工場内の床面の塗装」のスペシャリストです。

食品加工現場の床面の環境は、非常に厳しいもの。 毎日、水で洗浄されるだけでなく、洗剤、薬剤、酢や塩分にもさらされる。だから塗装が溶かされやすく、剥げやすい。しかも多くの食品工場は365日稼働が基本。乾燥まで含めて、全ての作業を1~2日で完成させなければならない。

一般のペンキ塗装なら、コンマ何mmかの厚さに塗り、半日で乾かすそうです。一方、食品加工工場の床は、熟練工により4~5ミリに厚塗りしたものを1時間で乾燥させるのです。そのようにして1日100平米(10m×10m)を塗るそうです。

更に補修作業の場合、長年浸み込んだ薬剤のために、コンクリートが溶けて床面に穴があいたり、ペンキが乗らないこともある。しかし30年以上蓄積してきたノウハウでもって、難しい状況下においてもお客様の希望通りの仕上がりを可能にしてきたのが、(有)昌和工業です。

この会社において、桝本隆智氏は取締役専務として営業に当たっておられます。お客様の要望を聞き、その工場の床の使われ方を確認し、見積もりを提出し、依頼先の決済を待つ。ゴーサインが出たら、職人と共に現場に入り、直接職人に指示をする。土曜も日曜もなく、平日の休みにも、お客様からの電話が鳴る。

なぜ、切れ目なくお仕事を続けられるのか?「性に合っていた」と桝本氏は言われます。 大学を卒業し、若い時は印刷業の会社に勤めていた桝本氏。かつての大学の先輩に誘われ、今の会社の福岡支店立ち上げに関わられました。しかし3年後、支店は閉鎖。広島へ転勤し、以来25年間営業をして来られました。

「人間関係が苦手で、小さな会社に勤めたかった。今の会社に出会い、認められ、自分で采配を振るわせてもらえたのも、性に合っていた」と語られる氏は、責任感が強く、自分に妥協を許さない方でした。 好きなものは、キリンビールの一番搾りと奥様。最近は高血圧と肥満を指摘されているが、なかなか改善しようという気になれないのが困りごとだとか。70歳まで元気に働き続けたい、というのが今の目標だそうです。 

記:ひとつ麦 吉原 幸子