活動レポート/2023年/9月/News

「業界を把握し、数字を見直し、良いサービスを維持出来る数字で底力を付ける」尾道支部経営労働委員会・女性部会

■講師:池永経営(株) 中小企業診断士 鉄本 一生 氏

■日時:9月21日(木)
■会場:尾道市役所、Zoom

9月尾道市部経営労働委員会・女性部会 第2回合同勉強会を行いました。
「コロナ後の損益計算書の活用方法」をテーマに損益計算書の勉強会を行いました。

コロナウイルスが流行する前と現在でヒト、モノ、カネの3つがどう変化しているか問いかけがあり、
・採用難や離職防止のため賃金を上げざるを得ない
・観光客をターゲットにしているが売上が読めず雇用がしづらい
・材料や資材の高騰している
・部品や物が入らない
・物が余るだぶつきが発生している
・インフレにより値上げがしやすくなった
・2026年に手形、小切手が電子化される
とたくさんの変化の声がありました。

変化している現状が損益計算書のどう影響があるのかを
・変動費、固定費の確認
・粗利益率の計算
・損益分岐点売上
の順番で進みました。

変動費か固定費かの仕分けの説明を受けて、業種によって変動費になれば固定費にもなるのを知りました。
例えば賃金は、固定費が多いが飲食店等、お客様が増える時にパート・アルバイトを増やす場合は変動費と、業態による違いも学びました。

次に、変動費、固定費を仕分けしたものを元に自社の粗利益率を計算しました。
ここで学ばせていただいたのは粗利益率が50%以上は人の手がかかるから採用が大変。50%以下はモノが働いている、と粗利益率によって自社の状況を確認することも出来ました

【計算式】
粗利益額=売上-変動費
粗利益率=粗利額÷売上
固定費=粗利額―営業利益
損益分岐点売上=固定費÷粗利益率

その後は、損益分岐点売上を固定費、変動費が上がった際に、利益を確保するには売上がどれだけ必要か、同じ利益を確保するために値上げが必要かを各自計算しました。

コロナ前後で賃上げに伴い、固定費が上がっている状況だと思います。
決算書を見て赤字に気付いて見直していては遅いです。
今一度、自社の数字を見直しましょう。
材料高騰、固定費の上昇により値上げを行った会社も多いと思います。
値上げをしても来て下さる顧客(ファン)にはサービスの質を良くすることで、顧客単価を上げるアップセルの取り組みもすることで、自社の余力を付けて行きましょう。
「中小企業はどれだけお客様に良いサービスをするかです」と鉄本氏は語りました。
そのためにも、今一度自社の数字を見直し良いサービスを継続できる値上げをしていかないと顧客は離れていきます。

業界は売上が上がっているのに自社の売上が下がっている時は見直さないといけない。さらに、業界の市場の動向と自社の売上が比率しているか、変化の多いコロナ後、世の中の変化にいち早く気付き、行動することで、今後も生き抜ける。粗利をしっかりとれる仕組みを見直しましょう。
中小企業は底力をつけていかないといけない!数字に強くなっていきましょう!

この度の勉強会で、鉄本氏の分かりやすい説明で何度聞いても学びがありました。
特に、お客様にどれだけ良いサービスをするかという言葉を聞いて再度気づかされました。
久しぶりのリアルで勉強会を行い、鉄本氏も懇親会にも参加していただいたので小さな悩み疑問も自己開示できる場となりました

記:(有)村上鉄工 村上 直史

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