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「シ、シ、ン作りましたが、なにか?? ~ 今年作った3 人に聞いてみよう」三原支部11月例会

パネリスト ㈲よしなが 代表取締役 吉永周平 氏

     大和風土( 同) 代表社員 近廣紀考 氏

     三平商事㈲ 代表取締役 林大作 氏

コーディネーター ㈲三愛機工 代表取締役 上中谷浩 氏

2016-12 mihara

  11 月例会はいつもと趣向を変えて、同友会に入会して経営指針を実際に作成した、吉永周平氏、近廣紀考氏、林大作氏の3 名をパネリストに、上中谷浩支部長をコーディネーターとして対談形式で行ってみました。

 同友会は経営理念、経営指針を作りましょうと口酸っっぱく言われますが、実際に作ってみた複数の方からの意見、感想をざっくばらんに聞くことが出来て非常に良かったのではないかと思います。何故経営指針が必要になったのか?作成にあたっての苦労、作成してから会社がどう変化していったのか?など皆さんからの質問も交えながらたくさんの意見が聞けて、これから作ろうと思っている方には色々参考になったことと思いますし、作ってみようと思えた方も現れたのではないでしょうか。

 パネリストの皆さんの話を聞いていて一番苦労されている点は、どのように浸透させて行くか?という事だったと思います。社員に、特に家族経営の方は家族に指針を発表する時の勇気は、相当だったと思います。今まで無くてもそれなりに会社が回っていた訳ですから社員からしてみれば面倒くさい事が増えるだけに思えると思います。また社長が変なこと言い出したと言われるだけに思えて、作ったけど誰にも発表せず仕舞っていると言う人も多いのでは?私も理念を作ったけど発表出来ずにいる一人ですし…。

 今回この3名の方が何故、経営指針を作り、会社みんなで共有しようと思ったのか、私なりに色々考えてみたのですが、みんなで一緒に良い会社にして行きたいと言う気持ちがあったからではないでしょうか?

 ワンマン経営で押し通すならこんなことは必要なくて、社長は思ったことをただやらせていれば良いだけです。しかしそうでは無くてみんなで一緒に発展して行く民主的な会社を目指すなら経営理念、経営指針を作ってみんなで共有することは絶対に必要だと思いました。

 同友会に入会して勉強している皆さんは、もちろん後者を目指す経営者だと確信していますので、今回の例会を機に経営指針を作成して会社全体で共有できる環境作りを進めて行きましょう。発表された皆さん、苦労はされていましたが悪い方向には行って無かったです。最低でも現状維持。なら、やらないと損だと思いますよ。

広島県中小企業家同友会

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