広島東支部 今月の推し （株）誠和商会 代表取締役社長 西本 寛史 氏
- 開催日時：
- 2025/10/21(火)
- 報告者：
- （株）誠和商会 代表取締役社長 西本 寛史 氏
- 文責者：
- ONE 市川 遥
〈会社概要〉設立1951年12月１日(創業73年) 、社員数62名
〈事業内容〉鉄鋼製品全般の鋼材販売、鋼材加工販売、構造物の製缶加工
〈同友会入会日〉2013年9月17日
〈趣味〉お買い物、サッカー観戦、熱帯魚育成
（株）誠和商会 ～今に至るまで～
誠和商会は祖父が創業、父が2代目として支えてきました。鋼材の加工販売を中心に、建築・土木部材・産業機械・建機等幅広い業界に鉄鋼製品を提供する企業です。
大学卒業後、同業他社で３年修行を積み、2008年に自信を持って意気込んで会社に戻りましたが、当時の社員のモチベーションや会社の雰囲気に落胆。会社への不安や不満が多く、会社の課題も明確でありながらも壁を感じる日々。自分の今までの経験や想いだけで改革を行っていき、社員と常に衝突する日々でしたが、「このままでは誇れる会社でなくなる・僕がやらないで誰がやる・いつか社員さんには理解してもらえればいい」という思いで日々戦ってきました。
令和４年に3代目代表へ就任。現在は離職者も減り、新卒採用に取り組み、若い世代が働く会社になりました。
一番は明確なビジョンの元に、社員とその家族に幸せになってもらいたいと考えています。福利厚生や充実した働く環境も大事ですが、少しでも幸せな生活を送ってもらうためまずは賃上げが今の一番の課題だと認識しており、会社に十分な体力を蓄え還元し続けるため、「どうしたら利益が出しつづけるか」「競合他社に打ち勝つこと」「お客様より頼られる存在になること」を考え、日々行動しています。
同友会
日本機電西日本販売の辻さんに誘われ入会しました。 これまでの同友会の委員会・部会活動ですが、広報委員会４年グループ長４年組織委員会２年青年部活動と様々な活動を経験させていただいております。
広報委員は、各社経営者の取り組みや思いを知り記事をまとめて読んでいただく事が楽しく、グループ長では、グループの中の組織での立ち振る舞いや例会運営の重要性を先輩方から学びました。
組織委員では明確な目標数字を達成するための会員増強の重要性を学び、委員全体が形式的でなく本質的に活動していく組織の姿に刺激を受けました。
青年部では、若くして創業者も多く、地区会とは違う青年経営者の集まりで、刺激と活動の中で思い出をいただきました。青年部を卒業された先輩方との交流もとても良い経験です。
現在は地区会長を仰せつかってますが、これまで同友会で経験させてもらい、大事にすべきこと、そして、学んできたことをこの二年実践しています。情熱をもってやりきりたいと思います。
今後
評価制度や社員のモチベーション向上の仕組みを整え、今共に汗をかいてくれる社員さんとともに事業を通じて会社の成長と自己成長していきたいと考えます。
また、会社の事業発展だけでなく、地域に根付いた企業づくりを進める為、世界に羽ばたく地元サンフレッチェ広島やこども食堂への協賛など企業の認知度を高める動き、そして、社会貢献にも積極的に取り組み、より地域に根差した存在・地域を牽引できる企業をめざすため挑戦し続けます。
一言
「同友会活動を生活の一部にしよう！」
