2025.11.28
障害者問題全国交流会in青森
福山支部
地域共生委員会
活動レポート
経営改善勉強会
全国・県・支部行事
- 開催日時:
- 2025/10/09(木)~2025/10/10(金)
- 会場:
- ホテル青森・モルトン迎賓館
- 人数:
- 14名(広島同友会)
- 報告者:
- (株)中央技研 代表取締役 小島 正寛 氏 ほか
- 文責者:
- ヤマモトロックマシン(株) 山本 将登

今回初めて障害者問題全国交流会に参加してきました。以前、自社において障害者雇用に取り組んだものの2回とも途中退社となり失敗した経験から、第2分科会において愛知同友会所属の(株)中央技研 社長、小島氏の発表を拝聴してきました。
愛知同友会は「障害者に一社一人が関わる」との方針で障害者雇用に取り組んでおられます。同友会理念で「人間尊重」を掲げている以上、障害者に寄り添うことは同友会会員として必然であり、たとえ今は雇用することができなくとも何かしら関わりを持つべきであると理解しました。
障害者雇用に取り組んでいる業者との積極的な取引や、特別支援学校への支援、バリアフリー委員会の開催する交流会に参加して学びを得ることから始めれば取り組みやすいのではないでしょうか。
小島社長の分科会に参加して、自分が障害者雇用で失敗した理由に気付かされました。私は障害者雇用を企業にできる地域社会への奉仕の一環であり、地域の誰かがやるべきことであると捉えていたのですが、これが失敗の要因でした。障害者を雇用することで社会に奉仕していると思い違いをしていたのです。障害者雇用を社会奉仕や慈善と捉えるのではなく、健常者障害者分け隔たりなく社員が人間らしく平等に生きていける暮らしを守ることが経営者の使命であり、「雇用をすること」ではなかったのです。
雇用している社員を障害者健常者として分け隔てることなく、お互いの違いを認めあい尊重しながら、すべての社員が社会に対して経済的価値(人の役に立つこと)を生み出すことが出来る一社会人として自立成長できる社内風土をつくっていかなければならないと認識させられました。