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2025.11.28

第23回障害者問題全国交流会 in 青森~共に生きる未来へ~

開催日時:
2025/10/09(木)~2025/10/10(金)
会場:
ホテル青森・モルトン迎賓館
人数:
全国から560名、広島からは14名
報告者:
映クラ㈱ 代表取締役 山西健三氏(福山支部)ほか
文責者:
事務局 源田

第1分科会 パネリストに福山支部 山西健三 氏(映クラ㈱)が登壇!

第23回障害者問題全国交流会が、10/9・10の2日間、青森市で開催されました。全国から560名、広島からは14名の参加がありました。

第1分科会では広島同友会から、パネリストとして、映クラ(株) 代表取締役 山西健三氏(福山支部)が報告、コーディネーターを源田専務理事が務めました。第1分科会は今年、労使見解が発表されて50年の節目ということで、労使見解と障害者問題がテーマの分科会でした。3人の報告は、いずれも障害者問題の実践は、「労使見解の実践そのものである」ということが確認できる報告でした

分科会のまとめを担当した源田専務理事は、広島同友会の障害者問題委員会(現地域共生委員会)の設立にあたって準備された呼びかけ文を紹介し、まとめに代えました。以下、その文章を紹介いたします。

広島同友会障碍者問題委員会設立呼び掛け文

障害者を雇用すると、一段と高いレベルで「経営とは何か」「働くとはどういうことか」「社員教育とはどうあるべきか」を考えざるを得なくなります。
健常者を含めて、働きがいや生きがいを真摯に受けとめ、本質的には人間として如何に生きるべきか、働くとはどういうことか、幸せとは何かという命題に迫るもので、その意味で、障害者問題は、経営の原点に立ち返ざるを得なくなり、まさに、人間尊重の経営を掲げる同友会であるからこそ、取り組まなければならないテーマです。
障害者・高齢者・子どもなど、社会的な弱者といわれる人たちを取り巻く問題に、大きな関心を持ち、中小企業家としてできることから解決に向けた努力を重ねることは、「豊かな社会をつくる」という同友会運動の大きなめあてを実現していくことに他なりません。
障害者問題に関わるということは、同友会理念「3つの目的(よい会社、よい経営者、よい経営環境)、自主・民主・連帯の精神、国民や地域と歩む中小企業」の具現化そのものであり、「人を生かす経営(労使関係の見解)」の精神を実践していくことそのものである、という視点に立ち、すべての会員がこれらに積極的に関わることが求められているのではないでしょうか。
単なるボランティア精神ではなく、時には厳しく時には暖かく、お互い一人の人間として向き合い、互いに尊重し合いながら、働くことを通じて、やりがいや生きがいを感じて幸せになれる、そんな企業づくり、地域づくりを進めていくことが、いま、地域から求められるとともに、このような取り組みを進めている中小企業家同友会、並びに会員企業には大きな期待が集まっています。

<ご案内:共に生きる地域づくりフォーラム2026>

障害者問題から地域共生へ。雇用とは?労使見解とは?
~多様化する雇用形態を知り、人を生かす経営を前に進めよう!~
と き:2026年2月14日(土)13:30開会 ところ:東広島商工会議所  参加費:無料