2026.03.23
「GX事例報告」福山支部環境経営委員会
福山支部
環境経営委員会
活動レポート
経営改善勉強会
- 開催日時:
- 2026/02/13(金)
- 会場:
- 同友会福山事務局
- 人数:
- 13名
- 報告者:
- (株)カワムラ機工 河村 直孝 氏
- 文責者:
- M Support(株) 前田 明子

河村氏を報告者に、GX(グリーントランスフォーメーション)事例の勉強会を行いました。
GXとは再生可能エネルギーへの移行を目指し、温室効果ガスの削減と経済成長を同時に実現するための取り組みです。
氏がGXに取り組むスタートは、卸業として価格競争から脱却したい、という危機感でした。さらに、取引先からのサプライチェーン排出量削減への要求の高まりによる必要性からでした。
とは言え、中小企業版SBT(中小企業が取得できる温室効果ガス削減に向けた認定)の認証取得については、当初は懐疑的だったといいます。認証を取得しても必ず実績に結びつくわけではなく、労力とコストをかけて取り組む意味があるのか?と。
しかしながら、自社が扱う「省エネ・環境改善商材」に説得力を持たせるために、科学的根拠に基づいた目標設定を社内外へ示したい、また、まだ同業者がどこもSBT取得をしていないことも大きな理由の一つでした。
現在も、温室効果ガスの削減を年4.2%ずつ削減するという取り組みを全社で継続中です。
実際に取り組みをした効果は、非常に大きく、顧客からは環境対応の相談が増え、価格競争以外の価値で選ばれることになりました。特筆すべきは、価格競争からの脱却により、営業方法が変わり、営業社員のやりがいや満足感につながったこと。
これこそがGXであり、新しい市場・事業機会の創出や人材・ブランド価値の向上など経済成長を実現したと言えるでしょう。
今後も、卸業の価値の提供を目指す河村社長の「環境経営は経営戦略である」と言い切る一言が印象的でした。
