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2026.03.23

政策委員会 2025年度第2回経営課題と政策要望アンケート まとめ(2026年1月実施)

開催日時:
2026/01/13(火)~2026/01/30(金)
人数:
2133名
文責者:
専務理事 源田

景況・見通しとも好況に転ずるも薄氷を踏む様相
~岐路に立ち好循環企業に向かって進むべきは「21世紀型中小企業づくり」~

■はじめに

今回も回答数2133名、回答率71.1%と過去最高を更新しました。回答いただいた会員のみなさま、回答率UPに積極的に取り組んでいただいた役員、政策委員のみなさまに心より感謝申し上げます。
高い回答数、回答率で、外部から心待ちされるまでになった広島同友会のアンケート活動は、全国の同友会からもお手本として注目を集めています。中小企業が健全に発展できる「よい経営環境づくり」のために、このアンケート結果を、「中小企業の切実な願い」として、行政や関係団体、金融機関、マスコミに伝えて参ります。

■現在の経営状況

業況判断DI」は「+8.4」、前回より2.4ポイント上昇(改善)しました。コロナ後、一進一退をしていた景況感が改善の兆しを見せ始めました。「経常利益DI」は、「+23.2」、前回(+22.2)から1ポイント上昇のほぼ横ばいです。赤字基調が減り、トントンが上昇、黒字は変わらずでDI値上昇も黒字企業数値は変わっていません。「1年後の経営状況の見通しDI」は、「+24.0(前回+17.0)」と前回から反転、7ポイントの改善となりました。

■できない「価格転嫁」

物価・仕入れ価格の上昇が続いています。上げ幅は、1~5%の上昇が26.8%(前回25.7%)、6~10%の上昇が28.7%(前回30.1%)。仕入れ価格増に対する価格転嫁は、まったくできていない29.3%(前回29.5%)、1~2割程度33.1%(前回33.8%)と大きな変化はありません。
賃上げは依然、継続しています。上げた61.8%(前回58.2%)、これから上げる6.7%(前回8.6%)と、7割近くが賃上げを継続しています。上げ幅は1%~2%が26.1%(前回25.3%)、3%~5%が50.9%(前回55.7%)、6%~10%は18.2%(前回15.1%)と、物価上昇に追いついておらず、「実質賃金が低下している」という状況です。賃上げに伴う価格転嫁も依然、進んでいません。まったく転嫁できていない36.6%(前回36.7%)、1割~2割程度31.9%(前回32.3%)と7割近くは価格転嫁ができていません。

■悪化が続く資金繰りDI

物価・仕入れ価格の上昇が続いています。上げ幅は、1~5%の上昇が26.8%(前回25.7%)、6~10%の上昇が28.7%(前回30.1%)。仕入れ価格増に対する価格転嫁は、まったくできていない29.3%(前回29.5%)、1~2割程度33.1%(前回33.8%)と大きな変化はありません。
賃上げは依然、継続しています。上げた61.8%(前回58.2%)、これから上げる6.7%(前回8.6%)と、7割近くが賃上げを継続しています。上げ幅は1%~2%が26.1%(前回25.3%)、3%~5%が50.9%(前回55.7%)、6%~10%は18.2%(前回15.1%)と、物価上昇に追いついておらず、「実質賃金が低下している」という状況です。賃上げに伴う価格転嫁も依然、進んでいません。まったく転嫁できていない36.6%(前回36.7%)、1割~2割程度31.9%(前回32.3%)と7割近くは価格転嫁ができていません。

■悪化が続く資金繰りDI

資金繰りDI+2.5(前回+7.4)と5ポイント悪化、4期連続の悪化で、いよいよ水面近くまで下がってきました。転嫁できない原材料高・賃上げ部分を身を削って負担している状況が、資金繰りDIの悪化の原因になっていると推測されます。

■まとめ

「よい企業」と「厳しい企業」の二極化が更に進んでいるのではないでしょうか?付加価値の高い企業づくりが進み、高収益体質となり、賃上げも、社員の採用も進む好循環の企業と、コスト競争の渦中で利益確保が難しい中、思うように賃上げができず、人手不足に悩まされる悪循環の企業の二極化です。あるいは多くの企業はその岐路に立たされているのかもしれません。
好循環の企業づくりのために、「21世紀型中小企業づくり」*に真摯に取り組むことが必要になっています。

報告動画
全 編:https://www.canvaqr.com/RGDTyB-DXe
短縮編:https://www.canvaqr.com/RGDTxQDjxQ

詳しい解説・データはこちら
https://www.hiroshima.doyu.jp/activity-report/a51345/

*21世紀型中小企業づくり
同友会では、これからの時代のめざすべき企業像として、「21世紀型中小企業づくり」を提起しています。1993年、札幌で開かれた中同協第25回総会「総会宣言」で提唱されました。それは次の2点に集約されます。
第一に、自社の存在意義を改めて問いなおすとともに、社会的使命感に燃えて事業活動を行い、国民と地域社会からの信頼や期待に高い水準で応えられる企業。
第二に、社員の創意や自主性が十分に発揮できる社風と理念が確立され、労使が共に育ちあい、高まりあいの意欲に燃え、活力に満ちた豊かな人間集団としての企業。