広島県は4月から、「従業員向けの奨学金返済支援制度」のある中小企業を補助する事業をスタートさせました。
この制度は、昨年8月、広島同友会が県に提案したことがきっかけとなりました。同友会の提案は、「地域で手間もお金もかけて育った人材が県外へ流失していくことは心痛い問題で何とか避けていきたい。中小企業に就職した学生で奨学金の償還について、特段の便宜がはかれないか」というものでした。
県がつくったこの制度の趣旨は、「中小企業の人材確保や定着を応援する」ことになっています。内容は、①従業員の奨学金返済支援制度をつくっている企業で、②働き方改革に取り組んでいる企業が補助対象となり、③概ねの補助金額は従業員への給付額の1/3(年額6万円/人)~1/2(同10万円/人)です。
制度を導入した企業には、特典として、合同会社説明会への参加優遇や県HP等での企業PRが与えられるとのことです。
お問い合せは、広島県商工労働局の雇用労働企画グループ(℡ 082-513-3424)へどうぞ。
同友ひろしま の記事一覧
<表紙画像> 指針塾オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)に選出された藤岡秀行氏((有)アドバンス 代表取締役 福山支部) 2023年10月6日に創立50周年をむかえました 集え!燦然(3,000)と輝く広島同友会!~すべては行動…
>続きを読むパネラー (有)三福林 社長 田川 富生 氏 (有)メタルワーク福山 社長 大植 栄 氏 コーディネーター:(株)ニシキプリント …
>続きを読む2月3月は「働く環境づくり強化月間」です。働く環境の定期的な見直しは、よい会社づくりのために重要なことです。その第一歩として、強化月間に「毎年36協定の届け出をする」「社員とともに就業規則を見直す」ことに取り組みましょう…
>続きを読む