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「俺みたいになるな! しくじり社長の社内コミュニケーション失敗劇」広島西支部佐伯地区会11月例会

報告者:中国シンワ㈱ 代表取締役 太原 真弘 氏

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 現在、佐伯地区会 副地区会長として同友会歴も長くリーダーシップを発揮されている太原さんが「社内コミュニケーションはとれていますか?」 をテーマにご報告を頂きました。

 中国シンワ㈱の業務内容はホテル・旅館・病院へ使い捨てハブラシ、カミソリなどの卸売りと テレビなどの備品のレンタルを行う会社です。先代で太原社長の父が45年前に創業されました。ホテル業界の発展とともに会社業績も堅調に伸びる中、12年前に父からバトンタッチを受けたと同時に、先代は経営の第一線から退きアドバイスや指導などもなく、当時の太原社長は右も左もわからない状態だったということです。また業務は当時の部長が全て仕切っており、業績も堅調なので、なんとなく社長をしていたとのことです。そんな中、リーマンショックがあり業績悪化を立て直すために先代からの先輩社員ひとりひとりへいろいろ細かく指示を出し、細かく話をすることで自分の意図することが伝わっていると思っていました。

 ところが無記名のアンケートを実施して、実際は社員は不満だらけで厳しい社長への言葉、会社への批判を目にします。そのアンケートを何枚も読んでいただき、社員は会社や社長をこんな目で見ている、あるいはこんな不満を持っているということがその内容からひしひしと伝わってきました。「社長自ら実践してください」「何件か営業していますか?」「得意先に『中国シンワの社長は元気?』と言われます」などなど、中にはもっと辛らつな言葉もありました。

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 ここで太原社長はコミュニケーションの円滑化にむけ組織の責任者を任命し対話を重視しながら まずは社員のいうことをよく聞いて、任せる方法をとられたということです。営業会議でそれぞれの責任者の話を聞き、その組織のことは任せる。あまり口を出さない。すると少しづつコミュニケーションがとれるようになり、また、テレビの地デジ化の特需もあり、業績も改善したということです。

 この経験でコミュニケーションは自分の思い100のうち相手に言葉では100伝えることはできるけれど、相手がそれを理解してくれるかは別なことに気がついたこと。相手に納得してもらうことが大切であるということ。そのために相手を信頼して任せる方法をとられたことを語って頂きました。この方法はよく考えると自分が社長に就任した時の先代のやり方だったことにも気がつかれ、現在もさらに組織化にむけ奮闘されています。

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