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こんな会社にしたい!という思いを、経営指針にしてみました~社長就任までX年? 明治2年創業の呉服店の次期社長が考える我が社の理想像〜広島中支部中③④地区会

 去る9月20日、標記例会で、株式会社髙橋呉服店の髙橋信善さんに、経営体験報告を行っていただきました。
 髙橋呉服店は、明治2年創業、現在の代表者(父)が5代目という歴史ある会社です。同社の沿革、戦時中の苦労話等を交え、髙橋さんの、着物呉服業の市場を拡大したり利益を拡大していきたいというよりは、「良いものを求める目を持った今あるお客様に対し正直に向き合い、大切にしていきたい」という理念や会社の伝統、そして着物や白生地の特殊性・面白さについて、着物に用いられる様々な生地の実物を見せていただいたりして語っていただきました。
 グループ討論では、外国人に対し着物の良さをアピールしてはどうか、現代表者(父)から事業承継してもらうためには、自分が代表者になったとき何をしたいのかを明確にすべきではないか、業界全体としては売上が先細っていく現状に対しもっと危機感を持つべきではないか、近い将来必ず経営指針を策定してほしい等、建設的な提案や真剣な指摘がなされ、発表者である髙橋さんも参加者も共に学びを得られる例会になったと思います。

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